
株式会社Gronが目指すbeach clean
株式会社Gronでは、月に1度を目標にbeach clean(海岸清掃)を実施しております。
<2023年8月13日清掃活動実施>

この活動の背景には、個人的な趣味から始まり、私にsurfing Lifeを教えてくれたのはハワイの原住民がワイキキで教えてくれたのがきっかけとなり、実際に海でのルールや技術については和歌山ローカルポイントの先輩や仲間が教えてくれて今に至ります。
写真のレインボートングは湘南クリーンエイドフォーラムのトングになります、中腰にならなくてもゴミを回収できるように長めに制作されてます。
beach cleanの目的
- 環境保護
プラスチックやゴミが海に流れ込むと、海洋生物に悪影響を及ぼします。海亀や魚が誤ってゴミを食べたり、絡まったりしてしまうことがあります。ビーチクリーンをすることで、これらの生物を守ることができます。 - 美しい景観の維持
ゴミが散乱したビーチは、美しさが損なわれ、観光客が減少することにもつながります。ビーチクリーンによって、清潔で美しいビーチを保つことができ、地域の魅力を保つことができます。 - 人々の健康
ゴミや汚染物質がビーチに残ると、人々が海で泳いだり、砂浜で遊んだりする際に健康リスクが高まります。ビーチクリーンを行うことで、安全で健康的な環境を提供することができます。 - コミュニティの意識向上
ビーチクリーン活動に参加することで、地域の人々が環境問題に対する意識を高めることができます。これにより、ゴミの削減やリサイクルへの取り組みが進み、より持続可能な社会を目指すことができます。
beach cleanの意識
ビーチクリーンは、自然環境の保護、美しい景観の維持、人々の健康、安全の確保、そしてコミュニティの意識向上に貢献する重要な活動です。
海に入る前に、beach cleanを実行、海から上がった後もbeach cleanをするなど、少しの意識でゴミを回収する行動が身につきます。


2023年8月13日は
2023年8月13日は、台風後でしたが思いの外漂着ごみが少なかったイメージです。右上の写真にあるように、テントなどで利用するペグが落ちていましたので直ぐに回収しておりますが、足の裏を怪我してしまう恐れがあったので、早朝に回収できてよかったと思います。この他にはやはりペットボトルの蓋、タバコの吸い殻、アイスクリームの包装や容器が目立ちました。
日本海の海洋ゴミの問題について
ここでは日本海に漂着するゴミについて記載します。また日本のゴミも太平洋を渡りハワイや諸外国に漂流している状況となり、できるだけ海洋でゴミを見つけた場合は回収するように心がけています。
流入経路と漂着ゴミの種類
日本海に漂着する海洋ゴミは、主に周辺国から流れてくるものが多いです。特に中国、韓国、ロシアからのゴミが多く、日本の沿岸にも大量に漂着します。これらのゴミは、プラスチック製品、漁具、生活用品、産業廃棄物など多岐にわたります。
環境への影響
海洋ゴミは生態系に大きな悪影響を及ぼします。海洋生物がゴミを誤飲したり、絡まったりすることで、健康被害や死亡の原因となります。また、ゴミが分解される際に発生する微細プラスチックは、海洋の食物連鎖に取り込まれ、最終的には人間の健康にも影響を与える可能性があります。
経済的な影響
海洋ゴミは漁業や観光業にも悪影響を及ぼします。漁具や船舶にゴミが絡まることで、漁業活動が妨げられ、漁獲量の減少や修理費用の増加を招きます。また、観光地のビーチがゴミで汚染されると、観光客の減少につながり、地域経済にも打撃を与えます。
対策と取り組み
日本政府や自治体、民間団体は、海洋ゴミの問題に対して様々な対策を講じています。ビーチクリーン活動の推進や、海洋ゴミの調査、国際協力によるゴミの発生源対策などが行われています。また、ゴミの減量やリサイクルの促進、環境教育を通じて、ゴミの適切な処理と再利用を呼びかけています。
日本海に漂着する海洋ゴミ問題は、多国間の協力と地域の取り組みが求められる重要な環境課題です。