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人事戦略の組み方
平成の時代と、現在の令和を比べますと、新卒採用の手法も少しずつではありますが変化をしてきました。令和の時代に入り新卒採用を自社で募集を直接しても集まらないとの事から、エージェントが新卒を集め母集団を拾いに行く企業が大半を占め、新卒・企業の両方から手数料を取る企業も増えてきました。
学生が企業を選ぶ際には人材エージェントに登録、その中から選ぶ傾向が増えた事にもよると思うのですが、自ら入りたい企業を探す時代では無くなった事から、採用企業はエージェントに頼らざる得なくなった状況に陥り、人事部の採用戦略の低下も否めない状況下にあると断言しても間違いでもありません。このままエージェントに依存しながら事業を伸ばすのも一つなのですが、本当に採用方法の姿が合理的な手法なのかと立ち止まって検討する時間も持たれた方が良いと私たちは考えます。
当社のような零細企業の場合、露出が少ないので応募者にリーチできない側面もありますが、そんな中でも取れる手法は沢山あると思います。
SNSを駆使する企業
例えば、SNSでZ世代の興味を持たせ、その会社で働きたいと思わせる手法があります。昭和の時代だと日経新聞や産経新聞に新卒・中途の募集を見つけ、企業訪問や説明会に参加して良し悪しの判断をしていました。それが令和に入ると、求人募集を出すにも20−30万発生します。エージェントに人選をお願いすると、採用に至った場合年収の35-42%の手数料を支払わなくてはなりません。
中小零細でなくても、採用人件費や販管費に出来るだけコストを掛けず出来ないかと取り組んだ末SNSでの集客を選択する企業が増えたようです。この話題性は求人以外での効果もあり案件獲得にも繋がったと成功した企業は発信されていますが、少しリスクがある事象としてはdigital tattooとも言われる現象です。
つまり投稿企業は悪気をなくして撮影した動画が、ある方面の視聴者から攻撃を受け叩かれる現象が令和に入り発生しています。不祥事を炎上と表現し、逆の良い伸びをバズると表現されています。
会社の運命をSNSに依存させるのには少しリスクがあるのではないでしょうか?
一本釣りスカウト
この1本釣りスカウトの代表格と言えば、ビズリーチだと言っても過言ではないでしょう。募集企業へ直接応募もできるのですが、企業は登録者のデータベースから募集背景に合う人材に対し直接スカウトを送る事もできます。
それまでは、募集する企業に応募するのが当たり前だったのですが、双方のアプローチを可能にする事で、企業側にも採用の選択領域は増えました。しかしながら、やはり採用手数料は一般的な人材会社の手数料の半額の15%で済むのに対し、初回利用時にはチケットを購入しなければなりません。3名以上採用した場合は確かにビジリーチの方が安価で済むのですが、大量採用をしない場合は、狙った人を採用できるのではありますが、コスト増になります。
やはりこのビズリーチも中小零細企業向けのサービスでは、少し維持費と導入コストに見合わないのが現実です。
当社の提案
株式会社Gronでは、様々な環境に置かれている企業の立場になり、最適な人材戦略のお手伝いをさせていただきます。時にはエージェントを使い有能なスキルを持った人材を採用したり、ほとんど経費を掛けず採用する手法もアドバイスさせていただきます。
エージェントなどに依頼すれば一過性の採用処理は解消され採用できますが、人事部にはいつまでも仕組みとスキルが蓄積されません、長い目で企業の成長を考えた場合は、自社である程度コントロール出来た方が有利となりコストも結果的には安く済むと思います。Gronでは、業務プロセス構築から伴走支援まで手掛けておりますので、お気軽に相談ください。
人不足ではない
よく人不足、人材が足りないとニュースやメディアで見る機会が多いかと思いますが、本当の姿としては以前と違い採用募集の媒体が増えたことによる、利用者の分散に影響しています。
人材が不足した分、海外の労働者が増えております。いつの時代も責任者による言い訳の材料にされている課題なのですが、その話を信じてしまうと、やはり人が集まらないから高額なエージェントを利用してでも採用をするしかないと言ったマインドセットに繋がり、労働者も企業も幸せな結果に結びつきません。
アルバイト一つ募集を出すのにも、無数の募集サイト・誌面が存在しています。募集を出しても人の目に触れることなく数週間がすぎる事は珍しくありません。高額なプランになると露出が増えるサービスも存在しますが、複数の媒体に同じ募集が掲載されるのはこの仕組みが反映されているからです。
企業の強みを強化します
社内にいると自社の強みが意外と見えなく、他社の良い所ばかり目が行きがちだと思います。「あの企業はなぜ集客できているのだろう」、「何故良い社員が揃っているのだろう」他社も貴社に対し、良い人材が揃ってると感じていると思われます。つまり見え方はそれぞれの価値観でしかありません、それを逆に採用に利用する事で募集団形成する事が可能になります。
是非、貴社の課題を当社に託してみてください。
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