業務フロー作成・フローチャート作成J-SOX 3点セット作成サポート

業務フロー作成・フローチャート作成支援 | J-SOX 3点セット | 株式会社Gron
QPR J-SOX完全対応

業務フロー作成・フローチャート作成
システム導入前の業務プロセス見直しから
J-SOX 3点セット作成まで

業務記述書・フローチャート・RCMの作成を
専門家が包括的にサポートします

「システムを入れたのに、業務が改善されない…」

あるIT企業のCFOは、数千万円をかけて導入した新しい基幹システムを前に頭を抱えていました。システムは最新鋭で機能も充実していましたが、現場からは「使いにくい」「以前より時間がかかる」という声が続出。結局、社員たちは独自のExcelシートで業務を管理し、システムへの入力は最低限という状態に陥っていました。

この企業に欠けていたのは、システム導入前の「業務プロセスの整理」でした。長年の慣習で積み重なった非効率な手順をそのままシステム化してしまったのです。システムベンダーは要望通りに開発しましたが、その要望自体が「整理されていない業務」をベースにしたものだったのです。

この企業は後に、業務フローを一から見直し、職務権限を明確化した上でシステムの再構築を行いました。結果、業務効率は当初の目標を上回る40%の改善を実現しました。

この事例から学べることは明確です。
システムは、整理された業務プロセスがあって初めて真価を発揮するのです。

なぜ業務フローの整備が必要なのか?

多くの企業が業務改善やDX推進の名のもとに新しいシステムを導入していますが、約半数が期待した成果を得られていないというデータがあります。その最大の原因は、システム導入前の業務プロセスの見直しが不十分であることです。

業務フローが整備されていないとどうなるか

業務フローが整備されていない状態でシステムを導入すると、以下のような問題が次々と発生します。

  • 属人化が加速する:特定の社員しか業務を理解しておらず、その社員の退職や異動で業務が停止する
  • 承認フローが曖昧:誰が何を承認すべきか不明確で、重大な決定が適切なチェックを受けずに進む
  • 二重作業が発生:システムとExcelの両方に入力する、同じデータを複数の部署で別々に管理する
  • システムが使われない:現場の実態に合わないシステムは「使いにくい」として敬遠され、投資が無駄になる
  • 監査で指摘を受ける:内部統制の観点から業務フローが不明確であることが問題視される

業務フローが整備されていない企業では、「暗黙知」と「属人的なスキル」に依存した業務運営が行われています。これは短期的には機能しているように見えますが、組織の成長を妨げる大きな障壁となります。

業務フロー整備の真の目的

業務フロー整備は単なる「文書作成作業」ではありません。その真の目的は以下の3つです。

1. 業務の可視化と標準化
誰が、いつ、何を、どのように行うのかを明確にすることで、業務の標準化を実現します。これにより、新人教育の効率化、業務の引継ぎのスムーズ化、品質の均一化が可能になります。

2. リスクの識別と統制
業務フローを可視化することで、どこにリスクがあるのか、どこに承認ポイントが必要なのかが明確になります。これは内部統制構築の基盤となり、不正の防止、誤りの早期発見につながります。

3. 継続的な改善の基盤
現状の業務フローが明確になって初めて、どこに無駄があるのか、どこを改善すべきかが見えてきます。業務フローは「現状を記録する」だけでなく、「未来の改善」への出発点なのです。

改善事例:製造業A社の場合

業務フローを作成する過程で、発注から検収までに6つの承認ステップがあり、そのうち3つは形骸化していることが判明しました。フローを見直し、真に必要な承認ポイントに絞った結果、処理時間を60%削減。さらに、明確な職務権限の設定により、責任の所在が明確になり、意思決定のスピードが向上しました。

システム導入前に、業務プロセスを見直す

「新しいシステムを導入すれば業務が改善される」という期待は、多くの場合、幻想に終わります。なぜなら、システムは業務プロセスを自動化・効率化するツールであり、プロセス自体を改善するものではないからです。

システム導入失敗の典型的なパターン

パターン1:現状の業務をそのままシステム化
非効率な業務プロセスをそのままシステムに落とし込んでしまうケースです。これは「紙の帳簿をそのままExcelに写す」のと同じで、デジタル化はされても本質的な改善にはなりません。むしろ、システムの制約によって以前より使いにくくなることすらあります。

パターン2:ベンダー主導のシステム設計
業務フローが不明確なまま、システムベンダーに「良い感じにお願いします」と丸投げしてしまうパターン。ベンダーは自社の製品に合わせた「標準的な」業務フローを提案しますが、それが御社の実態に合うとは限りません。

パターン3:現場の声を無視した導入
経営層が「このシステムを入れる」と決定し、現場の業務実態を把握しないまま導入を進めてしまうケース。結果、現場では「使えない」システムとなり、Excelや紙での業務が継続されます。

高額なシステムを導入しても、正しい業務プロセスや明確な職務権限が機能していなければ、システムの性能は発揮されません。それどころか、「システムが悪い」という評価を受けてしまい、本来の問題である「業務プロセスの未整備」が見過ごされてしまいます。

システム導入前に行うべき業務プロセス見直しのステップ

ステップ1:現状業務の可視化
まずは、現在の業務がどのように行われているかを正確に把握します。これは「形式的な規定」ではなく「実際に行われている業務」を記録することが重要です。現場へのヒアリング、実際の作業観察を通じて、リアルな業務フローを明らかにします。

ステップ2:問題点の抽出
可視化された業務フローを分析し、以下のような問題点を抽出します。

  • 不要な承認ステップや二重チェック
  • 情報の伝達が遅延する箇所
  • 属人化している業務
  • リスクが高い箇所(統制が不十分な箇所)
  • システム間のデータ転記作業

ステップ3:あるべき業務プロセスの設計
問題点を踏まえて、理想的な業務プロセスを設計します。この段階では、システムの制約を考えずに「本来あるべき姿」を描くことが重要です。効率性、統制の有効性、リスク管理の観点から最適なプロセスを設計します。

ステップ4:職務権限の明確化
誰が何を承認する権限を持つのか、誰がどの情報にアクセスできるのかを明確に定義します。これは内部統制の観点からも極めて重要で、不正防止と効率的な意思決定の両立を実現します。

ステップ5:システム要件への落とし込み
設計された業務プロセスをサポートするために、システムに必要な機能を定義します。この段階で初めて、具体的なシステム選定や要件定義が可能になります。

成功事例:小売業B社の場合

在庫管理システムの刷新を検討していたB社は、まず現状の業務フローを徹底的に分析しました。その結果、「在庫データが5つのシステムに分散していて、毎日手作業で統合している」という実態が判明。システム導入前に業務プロセスを見直し、在庫管理を一元化するフローを設計。その上でシステムを選定した結果、在庫管理業務の工数を70%削減し、在庫精度も95%から99.8%に向上しました。

「正しい使い方」を定義し、浸透させる

どれほど優れたシステムでも、「我流の操作」や「独自のルール」で運用されては本来の機能を発揮できません。システム導入後も、定義された業務プロセスに沿った「正しい使い方」を組織全体に浸透させることが不可欠です。

そのためには以下が必要です。

  • 標準作業手順書(SOP)の整備:業務フローに基づいた具体的な操作手順を文書化
  • 定期的なトレーニング:新入社員だけでなく、既存社員にも継続的な教育を実施
  • モニタリング体制:ルール通りに運用されているかを定期的にチェック
  • 改善サイクル:現場からのフィードバックを受けて、業務プロセスを継続的に改善

システムが正しく機能しない時、「システムが悪い」と評価する前に、まず「業務プロセスは適切か」「職務権限は明確か」「正しい運用がなされているか」を確認する必要があります。多くの場合、問題はシステムではなく、その前段階にあるのです。

業務フロー整備がもたらす組織変革

業務フロー整備は、単なる文書作成やシステム導入準備ではありません。それは組織全体の「仕事の仕方」を見直し、より効率的で透明性の高い組織へと変革する取り組みです。

見える化がもたらす意識改革

業務フローを作成する過程で、多くの社員が「自分の仕事が組織全体のどこに位置するか」を初めて理解します。これは大きな意識改革につながります。

  • 自分の業務が次工程にどう影響するかを意識するようになる
  • 無駄な作業や重複作業に気づき、改善提案が生まれる
  • 部門間の連携が強化され、「サイロ化」が解消される
  • 新しいメンバーが加わっても、スムーズに業務を開始できる

上場準備・J-SOX対応の基盤

上場を目指す企業にとって、業務フローの整備は避けて通れない道です。J-SOX(内部統制報告制度)では、主要な業務プロセスについて以下の3点セットの整備が求められます。

  • 業務記述書:業務の流れを文章で詳細に記述
  • フローチャート:業務の流れを図式化し、統制ポイントを明示
  • RCM(リスクコントロールマトリクス):リスクと統制活動を整理

これらの文書は、監査法人による内部統制監査の重要な資料となります。しかし、単に「監査のため」に形式的な文書を作成しても意味がありません。実際の業務と乖離した文書は、監査でも指摘を受けますし、何より組織の改善には役立ちません。

上場準備企業C社の挑戦

創業10年のIT企業C社は、上場準備を開始する段階で「業務フローなど作ったことがない」状態でした。監査法人から業務フロー整備を指摘され、当社にご依頼いただきました。15の主要プロセスについて、現場へのヒアリングから業務記述書・フローチャート・RCMの作成まで4ヶ月で完了。その過程で発見された業務上の問題点も改善し、結果として監査法人からの指摘事項はゼロ。予定通りの上場を実現されました。

継続的改善を可能にする「生きた文書」

業務フローは一度作成したら終わりではありません。ビジネス環境の変化、新しいシステムの導入、組織改編などに応じて、継続的に更新していく必要があります。

当社が支援する業務フロー整備では、以下のような「更新しやすい仕組み」を構築します。

  • QPR J-SOXなどの専門ツールを活用し、変更履歴を管理
  • 年次レビューのプロセスを組み込み、定期的な見直しを制度化
  • 現場からの改善提案を反映するフローを整備
  • 変更管理のルールを明確化し、適切な承認プロセスを設定

業務フローは「作って終わり」ではなく、組織とともに成長し続ける「生きた文書」であるべきなのです。

提供サービス

内部統制の3点セットを専門家が包括的にサポート

業務記述書作成

業務フローを詳細に文章化し、担当部署・処理頻度・使用システムを明確に整理します。実際の業務実態を反映した、監査に耐えうる文書を作成します。

フローチャート作成

QPR J-SOX上で業務フローを可視化し、統制ポイントと承認プロセスを明示します。複雑な業務も分かりやすく図式化します。

RCM設計

リスクの識別・評価から統制活動の設計、有効性評価基準まで包括的にサポートします。実効性のある内部統制を構築します。

サービスの特徴

経験豊富な専門家

J-SOX実務経験者が直接サポート

QPR J-SOX完全対応

システム機能を最大限活用

業界別テンプレート

製造業・小売業・IT業に対応

ハイブリッド支援

オンサイトとリモートの組み合わせ

10社
上場準備企業サポート実績
3社
既上場企業改善支援
3.5ヶ月
平均プロジェクト完了期間

料金プラン

企業規模とニーズに合わせた柔軟なプランをご用意

ライト

プロセス数: 5個まで
期間: 2ヶ月
170万円〜
(税別)
  • 初期診断
  • 3点セット作成
  • 基本トレーニング

プレミアム

プロセス数: 30個以上
期間: 6ヶ月
要相談
 
  • フルサポート
  • 専任コンサルタント
  • 年次更新サポート
  • 優先対応
年次更新サポート: 月額10万円〜

プロジェクト進行例

スタンダードプラン(4ヶ月)

1
Month 1-2

キックオフ・分析

現状分析と対象プロセス確定

2
Month 2-3

3点セット作成

専門家による作成支援

3
Month 3-4

レビュー・調整

監査法人との事前相談

4
Month 4

納品・研修

最終化とトレーニング実施

お問い合わせ

まずはお気軽にご相談ください

メールでのお問い合わせ
info@gron.co.jp
お電話でのお問い合わせ
06-7777-2567

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